#音楽レビュー

演奏家冥利に尽きます

アメリカ合衆国からベルリン拙宅(一応外壁が白いので、白亜の城ということにしておきましょう。)に、郵便が届きました。中身が何なのかは、実はもうわかっているのです。ミゲール・デル・アギーラ作曲オーボエとピアノの為に書かれた「Summer Song」の、リニ…

なんと箱買いで1ダース

先日3月30日に、日本フィルハーモニー交響楽団と、モーツァルトのオーボエ協奏曲を演奏致しました。指揮は何と宮本文昭さん。はるか昔に私がコンクールで失敗しベソをかいた際、そのコンクールの審査委員だった宮本さんの、「悔しかったらドイツに勉強にお…

真に安らぎの時間

正味12日間の日本滞在が迫ってきました。http://www.katsuyawatanabe.com/jp/schedule.html 4月19日にソリスツユーロピアンズ・ルクセンブルクのコンサートがあり、翌朝気合の5時15分発一番列車でフランクフルトに向かい、日本に飛びます。 私は、…

クレメンスが私とイケメンオーケストラのために書いてくれた曲

ベルリンでは、温かい11月に引き続き、不気味なくらい12月らしくない12月になりました。こちらはそれでもクリスマスの準備一色です。ドイツ人にとってクリスマスは、本当に大切な行事なんですね。日本のおしつまった12月も、またいいですよねえ。ド…

「雁屋哲の美味しんぼ日記」

10月8日に、神奈川フィルハーモニー交響楽団とヴォーンウィリアムスのオーボエ協奏曲を演奏致しました。指揮の湯浅卓雄さん、楽員の皆さん、そして応援して下さった皆様の御蔭で、翌9日のフィリアホールでのランチタイムコンサートと共に、とても気力の…

CD録音にのぞむ基本姿勢を熱く語ったインタビュー

皆様お元気でお過ごしのことと存じます。ベルリンでは記録的に寒かった10月が過ぎ、記録的に温かい11月になりました。10月にはセントラルヒーティングをガンガン焚いていましたが、このところほとんどスイッチを入れていません。最低気温で7度から1…