私の心の歌
ドイツの名門プロフィルから、オーボエのオリジナル作品を集めたシリーズ3枚目のCDポエムが、発売になりました。日本のキングインターナショナルが輸入し、日本語解説書を製作そして封入し、先日もうお店に並んでいました。こんな顔をしています。
ちなみにこの湖の写真は、私が撮影したもの・・・、だったら凄いんですが、でも私が選んだものです。最終決定はプロフィルがしますが、演奏者の提案も聞いてくれるって、いいですよね。思い入れのある作品ばかり集めたわけですから、そのイメージも凄く良くわかっていますし。
さてプログラムですが、まずCDタイトルにもなった、ロシアの女流作曲家ドラニシニコヴァ作曲ポエム。ラフマニノフ、あるいはスクリャービンの作品です、と言われたら信じてしまうほどそっくりの、ロマンティックな作風です。オーボエのオリジナル作品の中で、ロマンチック度ナンバーワン確実です。あまり知られていない作品ながら、一度耳にするとしばらく頭から離れない、実に魅力的な作品です。
ベルリンドイツオペラで本家本物のオペラも幾度となく演奏した、ファルグ「魔弾の射手」の主題によるファンタジー。
ボザのファンタジーパストラーレは、学生の頃コンクールの課題曲で、その当時さらいにさらい込みました。思い出深い作品です。
作曲家本人から「私の作品に生命を吹き込んでくれて、私が想定していた以上の演奏をしてくれましたね。」と感謝のお言葉を頂けた、ノルウェー人マドゥセンのソナタ。プロコフィエフやショスタコーヴィッチの作風で、神秘的な魅力にあふれています。
7月28日14時、東京文化会館小ホールにて、CDリリース記念リサイタルを開きます。私の心の歌の世界に、お越しください。詳しくはこちらを・・・。